学生時代のアオハル~高校生編~
こんにちは。
昨日に引き続き今日は、高校生編です。
それでは、どうぞ!
地元の進学校に入学すると、
アイちゃんとは同じ学校だったのですが、
彼女は普通クラス、僕は特進クラスに振り分けられました。
当然、野球も続けていて、 高校野球も1年生でレギュラーになれるだろうと
高を括っていた僕にまたもや悲劇が起こります。。
入学してすぐの練習で、 野球部の監督が新一年生の実力が見たいということで
バッティングマシーン相手にバッティング練習ができることになり ました。
そして、僕は、意気揚々打席に入ると
1球目「・・・・ボンっ」
何が起こったのか分かりませんでしたが、 ボールはキャッチャーの中にあります。
新手のマジックかなと思うほどの衝撃でした。
いやいや、ここで打てないとまずいぞ、と思い
あり得ないくらいの始動でバットを振ることを決めました。
2球目「ボッ」
かろうじてピッチャーフライが打てました。
ただ、根元で打ったのか手が異常にしびれています。
すぐさま監督が近寄ってきました。
「お前、今どこで打った?」
「いや。たぶん根元です。硬球はやっぱ痛いですね。」
監督に着けていたバッティンググローブを取るようにいわれ
取ってみると、ふとももが右手についていました。笑
これ冗談じゃなく、このくらいは腫れていたと思います。
すぐに救急車で搬送され、なんとしっかり骨折。
しかも右手。。
全治3-4か月でした。
つまり、高校球児のハレ舞台、 夏の甲子園大会は絶望的になりました。
利き手の右手が折れてますから、勉強も教科書を眺めるだけ、
野球の練習もランニングと下半身強化の筋トレのみ。。。
とても恋愛なんてできる状態余裕はなかったです。
4月の終わりには、アイちゃんを呼び出し、別れを告げました。
「勉強と部活で忙しいんだ、ごめん」
ものすごく泣かれました。
でも勉強も部活もばりばりできていない僕は僕でない、 こんな状態で付き合っていたら互いによくない、( 当時こんなにクリアな考えはできてなかったですが)
そんな風に思ったので、きっぱりと別れを告げました。
もちろん突然の別れを告げられたアイちゃんは納得いくわけがあり ません。
そのあと、2回ほどよりを戻そうといわれましたが、
僕はその優しさを受け入れることができませんでした。
そんなどん底な数か月を経て、8月になりました。
僕の高校は、甲子園予選に負けてしまい、3年生が引退し 新チームが発足しました。
そして手も治り、 徐々に過去の自分が思い描いているようになってきた頃です。
僕の地元では、年に一度大きな夏祭りがあります。
その夏祭りは土曜日と日曜日の2日間に渡って行われ、高校生の男子は、 女の子と一緒にいく
というのがイケてるヤツという風潮がありました。
僕は、当時もちろんアイちゃん以降彼女がいなかったので、どうするか悩んだ末、
同じクラスで仲の良かったリサちゃんを誘いました。
しかし、浅はかでした。リサちゃんもバスケ部だったのです。
後々知ったのですが、 アイちゃんとリサちゃんは仲が良かったらしく、、、
リサちゃんは、僕に気を遣ってそのことを隠していました。
それに加えて、今も仲のいい男友達から、
「ゆーじん、お前さ祭り土曜と日曜どっちいく?」
男友達とは、そんな恋バナなんてする間柄ではないので、 不審に思い
問いただすと、
アイちゃんは、僕がリサちゃんと行くことを知っていて
僕ら二人がお祭りではしゃぐ姿をみたくなくて、 スパイ的に僕の男友達を通じて
きこうとしたみたいです。
そんな事情を知って、当時の僕は、きっと邪魔されてしまう、
絶対に言えないぞ、
そう思い、一切の情報を渡しませんでした。相当ひねくれてますよね。
そして夏祭り当日。
野球部は例年日曜日から遠征があり、 土曜日しかお祭りに行けない( 正確には土曜日も行くなと監督からは言われていました笑)ので、 消去法的に土曜日に行くことになりました。
二人でお祭りを楽しんでいたとき、裏では、 その男友達がアイちゃんにつかまっており、、( いわゆる捕虜です)
ゆーじん&リサを探せとあらゆるコネクションを駆使し、 捜索されてました。
そんなことはつゆ知らず、20時を過ぎたころ、
男友達がこちらに大きく両手を振っています。
「あ、友達だ、あっちいこっか」
僕は、リサちゃんの手を取り、 足早にその男友達のもとへ駆け寄ります。
まさかそれが、「こっちに来るな」と手を振っていたとは知らず。 。。
近づいて唖然としました。 そこにはいると思っていないアイちゃんがいたのですから。。。
僕とアイちゃん、リサちゃんも三人を中心に
周りには、僕・アイちゃんの中学校の友人、 リサちゃんの中学校の友人が
円を描くようにギャラリーとして集まっています。
本当に地獄絵図とはこのことでした。
アイちゃんもリサちゃんも譲らず、罵り合いが続きます。。
しばらくしてリサちゃんが泣いてしまい、
僕は、せっかく楽しみにしていたお祭りをなんで邪魔されなきゃいけないんだ、、、
アイちゃんを咎めてしまいました。
最低ですよね。でもそのくらい不器用だったんです。
リサちゃんを駅まで送り、 その日深夜にアイちゃんから電話が来ました。
ここでも僕の恋愛偏差値の低さが露呈してしまいます。
その日(日付が変わって日曜日)はアイちゃんの誕生日でした。
電話の最後に、
「誕生日おめでとう」
この一言がいらなかった。
そのあとも、この中途半端な優しさのせいで、アイちゃんはじめ
アイちゃんを好きな男の子を振り回してしまいます。
時は流れて、、、、その後3年間ドロドロしました。。。
もし続きも読みたいという方がいたらまた書きます。
高校時代は濃密すぎたので、現時点ではここまでにしておきます。
相当割愛しましたが、、、、、
今日はここまでです。
明日は、何を書こうかな。
ゆーじん